みんなの声

みんなの声

「医療人」として地域社会に密着し、患者様一人ひとりに健康で安心できる暮らしを届けるふれあい薬局の先輩たちに、仕事内容とやりがいを聞いてみました。

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「当社では薬剤師一人ひとりにデスクが用意されています。委員会の研究や発表論文を手掛けることもあり、勉強熱心な方にはぴったりの職場ですよ」
地域の「かかりつけ薬局」として、患者様の小さな変化も見逃さず症状改善に貢献したい。私は小児ぜんそくの持病があり、薬を服用していました。でも手先がふるえるという副作用もあり、「体にいいはずの薬なのに、なぜ副作用が出るのだろう」と疑問を持ちました。これが薬剤師の道に進むきっかけです。当社を選んだのは、規模の大きさと内科をはじめ多く種類の薬を扱えること。また在宅訪問など、幅広い仕事に携われると感じたからです。
現在はふれあい薬局協同店で薬剤師をしています。当薬局には、長く通われている患者様も多く、薬の成分面の変化から患者様の状態を知ることができます。また互いに顔を覚えて向き合えますから、小さな変化を見逃しにくい点もメリット。あるぜんそくの患者様で、処方している薬があまり効いていないような方がいらっしゃいました。私は、吸入器の使い方が間違っているのではないかと思い、操作を詳しくご説明。それ以降きちんと吸入できるようになり、症状も改善されました。こうした細やかな気遣いで患者様の症状改善のお役に立ったり、「いつもありがとう」と言ってもらえると、薬剤師としてやりがいを感じますね。心掛けているのは、正確な処方とスピード。患者様が長時間お待ちにならないよう、できるだけ早い対応を目指しています。
当薬局では様々な委員会があり、私は薬害グループの委員としてスモンやイレッサの薬害について学んでいます。また年に1度症例発表会があり、私はこれまでに「新薬の追跡調査」「高齢者の飲み忘れを防ぐための薬局の取り組み」について発表しました。こうした研究発表は私自身の成長にも大きく役立っていると思っています。これからも薬剤師として勉強と経験を積み、患者様からも同僚からも「あなたがいないと困る」と言ってもらえるような存在になりたいですね。